フクロウに薬を飲ませるにはカプセルを使おう(〇v〇)
フクロウを病院に連れていくと、場合によってはお薬が処方されます。
そして、お医者さんから「餌に混ぜて食べさせてください」と言われるのですが、
基本的にフクロウは薬の味を嫌います。なので、食べてくれません。(人間にとっても薬は独特な味がしますよね)
餌を切ってその間に挟み込んで食べさせようともしましたが、零れてきて結局ばれて食べなくなってしまいます。
そこで、病院の先生からゼラチンの空のカプセルを使い薬を食べさせる方法を教えてもらいました。
実際に空のカプセルを利用して薬をあげる飼い主さんもいるとのこと。
そのことを知ってあうるさんも今まで何度か使ってきたので、
今回は空のカプセルを使った薬のあげ方についてまとめていきます(〇v〇)
あうるさんは使用していますが、元々人間用のカプセルになりますので自己責任でお願いします。
※ゼラチンは動物の皮膚や骨、腱などの主成分であるコラーゲンを熱を加えて抽出したものとあります。肉食の子達にとって、熱している点以外は普段食べている物なので、食べさせるのに抵抗はありませんでした。
空のカプセルを使ってフクロウに薬を飲ませよう
空のカプセルのサイズについて
飼育しているフクロウさんが、マウスなどを丸呑みする子であれば、そのお腹に仕込めるサイズのカプセルであれば問題ありません。
あうるさんの家のフクロウは、丸呑みが得意ではなく餌を小さく切って与えている為、一番小さな5号のカプセルを使用しています。
小型のフクロウさんにとっては5号のカプセルでも大きいかも知れません。
一番小さい5号のカプセルのサイズ感がわかる写真を載せておきます。
空のカプセルの使い方・使用量
カプセルは、受け側とフタ側に分離できます。
受け側(長い方)に薬を入れていきましょう。
処方される薬の量によると思いますが、家のフクロウ(ベンガルワシミミズク)で、だいたい5号のカプセルを4つぐらいは1回で使います。
薬の入ったカプセルを餌に仕込む
あうるさんは、ウズラのむね肉に横から小さく深めの穴を開ける感じで切れ込みを入れてその中にカプセルを入れています。
ヒヨコやマウスなど丸呑みできる子であれば、カプセルの仕込みは簡単かと思われますが、
餌を切ってあげてる子にはウズラのむね肉が一番カプセルを入れやすいと思います。
絶対に食べてくれる訳ではない
他のフクロウさんはどうなのか分かりませんが、家のフクロウ(ベンガルワシミミズク)は、とにかくクチバシで勢いよく餌を挟みます。
結果、クチバシの挟む力でカプセルが破れて薬が漏れてきてバレるなんてこともありました。
なので、その子の餌の食べ方によっては、薬を100%与えられるという訳ではありません。
対策として、用意した餌に水を加えて混ぜています。
クチバシで咥えた時に、餌がつるつるしていると、割とすんなり食べてくれます。
また、なるべく食欲がある最初のうちに与えましょう。
その子によって食欲が沸く餌や部位があると思います。好物の餌をあげた直後の餌を薬入り餌する、なんてこともやっています。
空のカプセルは100個入り
空のカプセルは1箱100個入りです。
薬の処方は1ヵ月くらいは続くと思います。
大きな空のカプセルで薬を与えられる子は問題ありませんが、
小さな空のカプセルで薬を与える必要がある子の場合は、追加で必要になるかも知れません。
※あうるさんの場合は、朝・夜と2回飲ませる必要があったので、4週間の場合、4カプセル×2=8カプセル、8カプセル×28日間=224カプセルとなります。薬の効き目がいまひとつだった場合、薬を変える為さらに処方期間は伸びるので時にはもっと必要になりました。
ひとまず1箱購入して、通院時にどれくらい薬を飲ませるのか確認し、実際にカプセルに薬を入れてみてカプセルの消費量を計算して必要であれば追加で購入しておきましょう。
まとめ
いままで病院は2ヵ所いったのですが、1ヵ所目の病院の先生からは空のカプセルを使ったアドバイスはありませんでした。
それが、使うべきではないという判断なのか、知らないだけなのかは分かりませんが、周知されているやり方では無いのかもしれません。
ですが、重要なのは薬を飲ませることだと思っているので、あうるさんはお薬をあげる時は使っています。
もし、薬を飲んでくれないフクロウさんがいれば、空のカプセルを使ってみても良いかも知れません(〇v〇)
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