コケ取りの為のヌマエビ導入の話(〇v〇)
あうるさんは30cmキューブ水槽でアクアリウムをやっています。
最初アクアリウムを始めた時に水草を入れたのですが、コケが付き始めたのでコケ取りでよく聞くヤマトヌマエビを導入しました。
それから1年ほど経過して、水質に変化があったのか2匹のヤマトヌマエビが死んでしまいました。
相変わらず水草にコケが付くのでまたヤマトヌマエビを入れようか悩んでいたのですが、
ミナミヌマエビもちょっと試してみたいと思い、今回はミナミヌマエビを入れることにしました。
ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビどちらも導入してみたので、その辺りをまとめていこうと思います(〇v〇)
コケを取るならどちらがいいのか
ヤマトヌマエビとミナミヌマエビの比較なら、間違いなくヤマトヌマエビの方が仕事をしてくれます。
やはり、ミナミヌマエビに比べてヤマトヌマエビは大きいので、その分コケ取り能力があるように感じました。
ミナミヌマエビで同じことをさせるには、たくさん導入する必要がありあそうです。
ミナミヌマエビを入れた理由
では、ヤマトヌマエビの方がコケを取ると分かっているのにミナミヌマエビを入れるに至ったのか、という点ですが、現在のアクアリウムには複数の生体が泳いでいます。
その中でコリドラスパンダという熱帯魚を新たにお迎えしました。
この熱帯魚は底を泳いでおり、沈殿した餌を食べるというスタイルの生体だったりします。
ここでひとつ問題がありヤマトヌマエビの場合は、コケ取り係で入れているとはいえコリドラス用の餌が落ちてきたら抱えて持って行ってしまいます。
これは、オトシンネグロという生体を元々飼っているのですが、この子用の沈殿するタイプの餌を入れると持っていてしまうことから実証済みです。
なので、底面の餌を食べる生体とヤマトヌマエビは、コケ取りを目的とした場合にあまり相性が良くありません。
普通の餌でお腹いっぱいになってしまったらコケを食べる量が減りますからね(;’∀’)
沈殿タイプの餌を食べる生体に餌が行き渡らなくなるのも問題です。
ということで、餌を横取り出来なさそうなミナミヌマエビを導入することにした次第です。
逆に水槽が水草メインの水槽だったり、沈まないタイプの餌がメインの生体しか入っていないのであれば、ヤマトヌマエビはベストだと思います。
ミナミヌマエビを導入して思った事
ヤマトヌマエビよりも水質の変化に敏感?
ヤマトヌマエビの調子がいまひとつだった時に、水質チェックを行ったのですが特に異常はありませんでした。
ただ、ヤマトヌマエビが死んでしまった原因が水槽内にまだあるのか、導入したミナミヌマエビがぽつぽつと死んでしまいます(;’∀’)
外掛けフィルターもAT20からコトブキX2に変えたので、水の循環も改善されていると思うのですが、まだ何かあるようです。
(よく聞くエビの死因に水草の農薬だったり、殺虫剤が風にのって水槽に流れてくるというものもあります)
ただ、全部死んでしまう訳ではなく、数匹は生き残っています。
最初5匹お迎えしたのち、別のお店でさらに5匹お迎えしたので、店にいた個体が弱っていたというのも考えられにくいです。
水合わせもしっかりおこないました。(水温合わせと、水合わせは点滴法にて)
水槽も1年以上経過し、他の生体は元気そうなので、やはりヌマエビ系は水質の変化に敏感なのかなと感じました。
特にサイズが小さいミナミヌマエビは、ヤマトヌマエビよりも水質の変化に弱い印象を受けました。
肝心のコケ取り能力はいまひとつ
これは最初からわかっていたのですが、ヤマトヌマエビのように見るからにコケが減るとは行きません。
もちろん、コケの上でツマツマしてはいるのですがコケが減る様子はありません。
導入したミナミヌマエビが減ってしまっているのも理由としてあげられます。
なので、とにかくコケをしっかり取ってほしい場合は、ミナミヌマエビの数が重要なのかなと感じました。
とはいえ、ミナミヌマエビは環境が問題ない場合一気に増えると聞きます。(ちなみにヤマトヌマエビは、通常の飼育下では繁殖しないようです)
それはそれで、過密飼育になるので怖いですね(;’∀’)
後は、サイアミーズフライングフォックスというコケ取り生体を入れるかですね。
こちらはヌマエビではなく熱帯魚なのですが、問題点としては大きくなるというところでしょうか。約10cmくらいになるそうです。
水槽が小さければその分成長が止まるみたいな話も聞きますが、仮に成長してしまった場合、30cmキューブ水槽に10cmの熱帯魚というのはどうなんでしょう・・・。
狭い水槽に10cmの熱帯魚、なかなか導入には踏み切れませんね(;’∀’)
餌の取り合いにはならない
サイズが小さいとはいえ、美味しそうな餌が落ちてきたら意外とミナミヌマエビでも持っていてしまうかと思ったのですが、杞憂でした。
コリドラスパンダの餌は今のところミナミヌマエビに取られてはいません。
熱帯魚を警戒している?
あうるさんが購入したミナミヌマエビは、2店舗巡ったのですが、そのどちらも単体での飼育環境でした。
今回のアクアリウムには、グリーンネオンテトラ・ゴールデンハニードワーフグラミー・オトシンネグロ・コリドラスパンダと先住の見知らぬ生体達がいます。
みんなヌマエビに攻撃したりしない子なのですが、それは単体飼育されていたミナミヌマエビが知る由もありません。
ヤマトヌマエビの時も、単体飼育されていた個体でしたが、物怖じしない感じでした。
もしかしたら今回導入したミナミヌマエビは警戒心が強かっただけかもしれませんが、隠れて出てこないといった状態になるかも知れません。
30cmキューブ水槽では他の生体とすぐ鉢合わせしてしまいますしね。
まとめ
コケ取りに関して、30㎝キューブ水槽の場合は、
というのが結論です。
水槽が大きいのであれば、サイアミーズフライングフォックスもありですね。
水草のコケを取ってほしくてミナミヌマエビを導入したわけですが、現在見かけるのは3匹程度で肝心のコケは取れていません(笑)とはいえ、エビのツマツマしている姿は癒されるのでこれはこれで良しとします。
ミナミヌマエビをさらに追加で導入するか、大きく育たないと信じてサイアミーズフライングフォックスを導入するか、悩みどころです(;’∀’)
コケ取りにヌマエビの導入を検討されている方の参考になれば幸いです(〇v〇)
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