車載冷凍庫を購入しました(〇v〇)
![ジャパンアベニューの車載冷凍庫](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/2c4b16c5d612be8edb24f7dbccbfd07b-1024x768.jpg)
![車載冷凍庫の付属品](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/2902de2a63fd8a08c7ef02f9d64a70d3-1024x768.jpg)
前回、災害への備えとして車載冷凍庫を探していました。
アイリスプラザの車載冷凍庫か、ジャパンアベニューの車載冷凍庫か悩んだのですが、
ジャパンアベニューの車載冷凍庫を選びました。
購入の決め手となったのは、やはりレビューが付いている点でしょうか。
Amazon・楽天市場・ヤフーショッピングと、大手のネットショッピングサイトで評価されているのであればと購入しました。
家庭用冷凍庫の温度は-18℃なので、-20℃まで設定できるのであればアイリスプラザの方でも良いのですが、ジャパンアベニューの方は-25℃までと、さらに冷やすことが出来ます。
また、高密度ウレタン素材を採用しているとの事で保冷効果も期待できそうです。
さて、ポータブル電源1000Wで一人暮らし用冷蔵庫は約22時間稼働できましたが、今回の車載冷凍庫は何時間稼働できるのか気になりますね。
早速テストしていきましょう(〇v〇)
ジャパンアベニュー車載冷凍庫22L
![車載冷凍庫の中身](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/7fc09209b6c92d92eb3befda946a3fb3-1024x768.jpg)
・設定はEcoモードで-20℃
・設置環境である室内の温度は約20度
・完全に冷えた状態から2回は冷凍庫を開ける(餌を取り出すという想定の為)
・使用するポータブル電源は、前回と同様Jackeryの1000Whを使う
![車載冷凍庫の設定温度](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/6976336dd33193d3d07e24786cd3eca9-1024x768.jpg)
![車載冷凍庫のモード](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/d1eb835187dd66746ac68b55cf5471c6-1024x768.jpg)
Ecoモードで冷凍食品を移してテストする
![冷凍食品を入れて実験](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/647bd474de9364a22a26f1507a75555a-1024x768.jpg)
実際の餌でテストすると、冷えなかった時にダメにしてしまう可能性があるのであうるさんの冷凍食品でテストです。
フクロウ(ベンガルワシミミズク)の餌で用意するなら、ウズラx(1~2)とヒヨコx(2~3)が1日分でしょうか。
体感ですが今回の冷凍食品の量は、餌の量で考えるとだいたい3~4日分に相当すると思います。
テスト開始です。
稼働させてから1時間強で常温19℃から-20℃まで下がりました。
その時点でポーダブル電源のバッテリーは100%から96%になっていました。(約4%の消費)
このタイミングで冷凍食品を入れます。
以降1時間ごとに約3%ずつ消費していき、
結果、約32時間稼働させることが出来ました。
車載冷凍庫が冷えてからだと約31時間、餌を冷やしておくことが出来ます。
一人暮らし用の冷蔵庫が約22時間と1日もたなかったことを考えると、1日と7時間使えるのでまずまずといった感じでしょうか。
しっかり冷えた状態だと消費電力が2W前後まで下がっていました。(稼働時は設定温度に達していれば35Wくらいまで下がる事もありました)
ただ、一人暮らし用の冷蔵庫の時と違い、1桁台の消費電力で済む時間は短く感じました。
やはり、構造的に保冷能力は通常の冷蔵庫の方が上ということなのかもしれません。
ということでもうひとつ実験します。
Ecoモードで冷凍食品と保冷剤も移してテストする
![保冷剤と冷凍食品を入れて実験](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/d053fcee39b484b19f19bd2cd2a48625-1024x768.jpg)
保冷により消費電力が下がるのであれば、保冷剤を入れておけばさらに稼働時間は伸びるのではないでしょうか。
なので今回は大きめの保冷剤を2つ一緒に入れてみることにしました。(既に冷凍庫で冷やしたものです)
車載冷凍庫を冷やす目的もあるので、保冷剤は通電直後に入れておきます。(保冷剤が大きすぎてそのままでは入らなかったので仕切り板は1枚外しました)
![車載冷凍庫に保冷剤を入れる](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/6eaeaf16533aa39b5c68e06ba37a7acc-1024x768.jpg)
テスト開始です。
稼働させてから約36分で常温20℃から-20℃まで下がりました。
その時点でポーダブル電源のバッテリーは100%から97%になっていました。(約3%の消費)
最初のテストと同様に、このタイミングで冷凍食品を入れます。
以降1時間ごとに約2.5~3%ずつ消費していき、
結果、約34時間50分稼働させることが出来ました。35時間弱ですね。
車載冷凍庫が冷えてからだと約34時間半、餌を冷やしておくことが出来ます。
保冷剤があることで+約3.5時間稼働時間を延長させることが出来ました。
普段から使っている冷蔵庫の冷凍室にスペースがあればですが、保冷剤を入れておくことをおすすめします。
Ecoモードで常温状態から凍らせることが出来るかテストする
![常温から冷やす実験](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/f233413412f438053ac0e2a2e35f753f-1024x768.jpg)
これは、万が一停電に気付かなかった場面の想定になります。
停電に気付かない場面は、おそらく夜中寝てしまっている最中に停電になり翌朝電気が止まっていることに気付くといった状態でしょうか。
なので一応テストしておきます。
今度は、水入りのペットボトルでテストします。
仕切り板を2枚とも外して、入るだけ水入りペットボトルを入れてみました。
テスト開始です。
以降1時間ごとに約4~5%ずつ消費していき、
約20時間でポータブル電源のバッテリーが切れました。
-20℃の設定でしたが-11℃までしか下がりませんでした。
![常温からは冷やしきれなかった](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/9b9ccfc75c9ab85ca2e0b46f2b9f6d9f-1024x768.jpg)
水も一部凍っているものの、水の状態のものが多いです。
餌が完全に常温になってしまっているという確率は低いとは思いますが、停電時の対策目線でそこから冷凍するというのは難しそうです。
まとめ
![ポータブル電源と車載冷凍庫](https://owl-studying.com/wp-content/uploads/2022/04/c5cf361948b5067a80442efda435636e-1024x768.jpg)
・約32時間稼働させられる。(餌を入れてからだと約31時間)
・保冷剤を入れた状態であれば35時間弱稼働させられる。(餌を入れてからだと約34時間半)
・常温からの冷凍は限られた電源では難しい
以上の結果になりました。
しっかり冷えた状態だと一時的に消費電力が一桁台まで下がるので、消費電力もですが保冷能力も重要なのかもしれません。
【高密度ウレタン素材を採用しており、外部温度による庫内への影響を最小限に抑え、庫内温度を電源切断後4〜6時間程度保つことができます】
とAmazonの商品説明分に記載されていたので、停電時にはありがたい素材だと感じました。
保冷の条件が仮に同じであれば、アイリスプラザのPCR-20Uが節電モードで30Wの消費電力なのでようさそうですが、電源切断後の言及はないのでなんとも言えませんね。
とりあえず停電時に1日+αは、今回のジャパンアベニュー車載冷凍庫で餌を冷やせそうです(゜゜*)
停電時の冷凍庫探しをされている方の参考になれば幸いです(〇v〇)
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