災害時の対応をどうするかイメージしよう(〇v〇)
※今回はフクロウの飼い主の立場の話になります。
災害は、いつどんな時に起こるか分かりません。
それが洪水等による水害なのか、漏電等で起きた火災なのか、地球が身震いした地震によるものなのか、色々あるかと思います。
今住んでいる家が直接燃えてしまった・崩れてしまった、といった場合はどうすることもできませんが、住んでいる地域でなにかライフラインが止まる災害が発生した場合、避難という選択肢が出てきます。
ですが、フクロウを飼育している身としては、避難場所にフクロウを連れていく訳にはいきませんし、かといって放っておくこともできません。
おそらく、家が残っている状態なら避難せず、家で何とか過ごせないか試みると思います。
ということで、今日は避難が困難という想定で災害対策用にいくつかアイテムを購入してみました。
これらは必須アイテムとして用意しました。それを踏まえて色々まとめていこうと思います。
過去の災害から備蓄を考える
過去に、東日本大震災と阪神淡路大震災がありました。
その過程でライフラインがどれぐらいで復旧するのかですが、
ライフラインの種類 | 東日本大震災 | 阪神淡路大震災 |
---|---|---|
電気が復旧するまで | 6日 | 2日 |
水道が復旧するまで | 24日 | 37日 |
ガスが復旧するまで | 34日 | 61日 |
こんな感じでライフラインの復旧にかかっていたようです。
災害の規模にもよると思いますが、自分がもし災害に遭ったら?というイメージをするには判断材料になる数値です。
電気が復旧するまで2~6日
電気はしばらく無くても割と何とかなるのではと思っています。(飼い主の場合は、です。フクロウにとっては餌の観点からかなり困ります(;’∀’)
今なら大容量のポータブル電源等が売っていますし、一軒家であれば音が大きいですが発電機を使うのも良いでしょう。
情報を得る手段として、スマホ・ラジオがライフライン復旧まで使えるという状態が好ましいです。
一応、手回し充電・ソーラー充電可能なラジオを購入しました。
↑Amazonで取り扱っている物は4000mAhだったのですが、楽天市場やヤフーショッピングでは5800mAhの物がありました(〇v〇)
後は、あうるさんは賃貸なので、ポータブル電源の購入を視野に入れています。
水道が復旧するまで24~37日
水道は復旧まで結構かかりますね(;’∀’)
水が止まる前にお風呂に水を貯めて置いて、トイレを流す用途等に使用して、食事は基本使い捨ての容器を使った食事を摂るのが良さそうです。(洗い物を出さないようにする為)
お風呂やシャワーは使えないので、電気が復旧しているなら、タオルを水で濡らして電子レンジでチンしたホットタオルで体を清潔に保つという感じでしょうか。
電気が復旧していなければ、体を拭くシートなんかも利用すると良いかも知れません。
また、飲料水に関しては1人あたり1日2Lで計算します。
37日間仮に水が止まった場合は、2Lペットボトルが37本必要ということになりますね。
さすがに1週間もあれば飲み水は給水車等で手に入るかも知れませんが、2ケース分(18本)は保管しておこうと思います。
ちなみにあうるさんが購入した水は期限が1年半ほどでした。なので定期的に買い替える必要がありそうですね。
ガスが復旧するまで、34~61日
あうるさんの家では、ガスはお風呂や台所のお湯を出すのに使っています。
ガス調理器具はありません。ですので、電気さえ復旧すればあうるさん自身は料理するのに困らないですね。
ただ、いざという時の為に、カセットボンベと、カセットコンロは置いてあります。他にも、業務用固定燃料(旅館の料理の温めに使っているようなやつ)なども保管してあります。
非常時の食事は?
温め可能な調理器具と水が使用可能という前提であれば、レトルトカレーとごはんが一番元気が出そうですね。
お湯だけでも用意できればカップ麺もいいですね。
調理器具も、水もない場合は、ゼリー飲料などでしょうか。
ただ、備蓄するという観点から考えると、意外に賞味期限が短かったりします。
カップラーメンであれば半年、ゼリー飲料は8ヵ月くらいでした。消費期限ではないのでしばらくは食べられると思いますが、設定されている期限は1年もたないようです。
そこで乾パンを購入しておきました。缶に入っているタイプの乾パンです。賞味期限がなんと5年です。すごいですね(゜゜*)
1日に必要なカロリーは2000kcal前後といったところでしょうか。緊急時ならこれより少なめでもライフライン復旧まで我慢できればいけるかなと思いますが、自身が災害対応に参加する場合はしっかり栄養を摂った方が良さそうです。
700kcalほど足りてませんが、家から出ないで切り詰めるならある程度減らす必要があるかも知れません。非常食であれば缶詰系やカロリーメイトなども常備しておきたいですね。
まとめ
電気復旧まで:スマホやラジオが使えるようにする(乾電池やポータブル電源・発電機等用意する)
水道復旧まで:お風呂に水を貯めておく・飲料水を備蓄しておく(水は1人あたり1日2L必要)
ガス復旧まで:カセットコンロ+カセットボンベや固定燃料などを用意しておく
非常食:食事は1日2000kcal前後で長期間保存が効くものを用意する
こんなところでしょうか。
ライフラインが復旧するまでの日数はあくまで過去を参考にした値に過ぎません。
経年劣化で配管や配線が思うように修復できず、参考値よりもライフラインの復旧に時間がかかる可能性もあります。
とりあえず飼い主用の備えはしておいて、災害が起きた際はライフラインに問題がない市外・県外にフクロウを預けられる場所を探しておいたり、あるいは餌を災害時でも提供してもらえるショップやカフェを探したりするというのが理想でしょうか。
ふとニュースを見れば地震・雪・雨・火災等が原因で、その地域でライフラインが止まっているということが話題になります。
いつなにが起こるかわからないので、備えは万全にしておきたいですね(〇v〇)
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